トルコリラのスワップポイント目的の投資生活で6ヶ月、
半年が経ちました。
最初の記事はこちらです。
→1000通貨から始めるトルコリラスワップポイント投資!1ヶ月目
もうあれから半年が経つんですね、、、
とか言いつつ。
本日、3月22日を持って、トルコリラスワップポイント目的の投資、、
撤退!
しました。
1000通貨からのトルコリラスワップポイント生活、撤退!!
撤退価格は「20.216」
とりあえず一旦様子見で全ポジションフラットにしました。(笑)
丁度半年保有しての企画としては閉じ!といいことで❗#トルコリラ
— 神沼 (@kaminuma_nico) March 22, 2019
ツイッターがミスタイプしている・・・
締まらないですねえ。。。
で、その後の本日急落。。。
ここで、疑問に思う人もいるのではなかろうか!?
なぜ私はこの急落を察することができたのか!?
有名なトレーダー達はこういった場面で、
「これは前兆がありましてですねえ・・・」
とか、
「テクニカル的にここらが急落のポイントだった」
とか言うんだろうけど、
私がここで決済したのは、「たまたま」です。
しかし、このタイミング付近で撤退をした理由自体はじつはある。
昨日?の夜中、色々と見回していて、考えていました。
トルコ関係の策をそろそろ打つか~と色々見てたけど、
とりま、Sは多めにおいて口座バランス調節するかなー、選挙前までに。
FOMC後のトルコ円がもうちょい上げ継続してその辺りで策を打つ予定だったが、S400がどんぴで来た感あってね。テクニカル的にもそろそろS増やしとかんとなー。#トルコリラ
— 神沼 (@kaminuma_nico) March 21, 2019
少なくとも先日の時点で、Sで両建てにするか否かを考えており、
本日両建てるよりも一旦撤退の方が良いのでは!?という方向にシフトし、
決済っ!
となったわけです。
要因は下記・・・
- 月末を控えたトルコ地方選
- 米の利上げの減速を明確化したFOMC発表後、政策金利高い国通貨買いの反応薄
- エルドアン大統領のS400の7月の納入での話進行
- アメリカの景気減速だけでなく、ユーロ圏も今後しばらく厳しそう
といった背景の中、
実はずっと「どうするかなあ?」
ということは考えていたわけです。
正直、どっかで世界的なリスクオフの全般円高リスクっていうのは潜在的に高まっているだろうな〜〜くらいの感じは私の中ではあったと思います。
的なことを総合的に加味していたら、
今日【私のゴーストが囁いた】わけです。
「一旦フラットにしちゃいなよ。。。YOU」
と。
そしたら、たまたま売った後にユーロ指標が激マズでリスクオフの流れになった。
といった感じです。
黒ひげ。。。危機一髪。
といった感じなわけですねw
では、半年でどれくらいの損益になったのかを
データ見ながら振り返っていきましょう!
結論から言うと、プラスで終わりました。
トルコリラスワップポイント生活(半年)での損益は!?
まず、口座に入金していた額が、
累計204990円(入金額が微妙w)
累計スワップポイント
(厳密には決済してしまった後でわからなかったので、
ドルとかのスワップポイントも少し含む)
57540円
ポジション損益
-10050円
となり、
最終損益が
47490円
となっています。
これを、そもそもの口座に入っていた金額(投機的な資本)と比べて考えると、
47490/204990*100
=23.1%/半年
という結果となりました〜。
(1000通貨ポジから始めて最終ポジション50000通貨)
しかし、その後の下落を考えると一日遅れて決済していただけでも、
大幅にその利回りは減少していたと思いますし、
たった半日の選択のタイミングの違いでなんとかなった感があるw
遅れてたら含み損がもっと増えてたからトータルでの損益が私の中でビミョーになったかもしれん。— 神沼 (@kaminuma_nico) March 22, 2019
しばらくトルコ円の相場が上がり調子&その後安定していた中の
「半年というチョイス」
だったため出た利益である。
+レバレッジも適度に掛けて保有していたからこそ
という結果なので、
振り返ると非常に危なっかしい取引だったなあと思いますし、
新興国通貨への投資ってリスクめちゃめちゃ高いのは言わずもがなです。
リスクないのに高金利なんてそんな訳はなし。
といったところです。
私もそのリスクは承知で参戦してる訳です。
そもそもの発端は、絶対に負けると言われているスワップポイント投資で利益出したるぜ〜
みたいなノリで始めていた気がしますw
で、です。
ただし、数年スパンで持っていることが必ずしも良し
という単純なものでもなく。。。
トルコリラの長期の時間足(月足)はこんな感じ。
さらに過去から見ると数十年単位で下落しっぱなしの通貨である。。。と
そして、現在の24%の金利でもこのレベルでしか戻しがない。。。
さらに、テクニカル的にみても今後の最安値更新してくる可能性はありえるかな、、
とも思いだしてました。
現在の国際情勢等を鑑みても、「ありえるかな」という考えに、
この半年間トルコリラの投資をしていく中で心境が変化していきました。
(世界は動いているから当たり前である)
この企画開始当初は政策金利の大幅利上げという点においてや、アメリカとの関係性の改善という方向性で一旦下げ渋る可能性の方が高いと踏んで始めたわけなんですけどね。
トルコリラなどの高金利通貨をスワップポイント生活目的で投資する時の注意点
今回の半年で、いわゆる「スワップポイント生活目的」の投資に初めて参加・・・
というか取り組んでみて、
情報なんかも色々と見たり、スワップ目的で破産する人の話なんかも色々と否が応でも見聞きしたりって環境に身を置くことが出来たわけですが、
高金利通貨のスワップ目的投資をする人で大損する人は以下かなと思いました。
- レバレッジを高く設定してlotを張る
- 保有したら最後、出口戦略がない
- 買い増しのタイミングが基本無作為ナンピン
- トータルで利益が出てるうちに逃げない
こんなところかなと思いました。
皆さんも新興国のスワップポイント投資する時は気をつけてくださいね☆
ただ、私はスワップ目的の取引を勧めることはしませんが、
絶対に負ける投資だとも思わなかったです。
トレードするよりは逆に難しいのかな?とか思ったけど、、、
なかなか広い視野で情報を得ようと色々と見ますし、
私はいい勉強になった+お金稼げて良かったです。
ただ、急落などが起こりやすい地合い、かつ値が飛びやすいって特徴から、
常になんだかんだ警戒していた半年だったようにも思うので、
私みたいな小銭でやってる人でもそうなるわけで、
大きな金額で取引しようと思ったら、神経減らして大変そうだなあ。。。
と思ったのも事実です。
ということで、1000通貨からのトルコリラスワップポイント生活目的の取引。
半年継続してみたが、最終ロット50000通貨をクローズにて、
トータル損益+で終了!
お疲れ様でした。