今回、記事でお伝えしたいのは、
2級ファイナンシャル・プランニング技能士になり・・・
「これから自分で色々とやっていきたい!」
そのためには1級があった方が良いに決まっている(知名度的な面でも)!
でも、実務経験がない・・・
そう思っている人向けに、
実際に2級ファイナンシャル・プランニング技能士
(3級合格→2級合格→現在)
の私が、1級の受験資格に関してきんざいに問い合わせた上で、
「広義の実務経験とみなされるので受験資格とみなされます。」
という回答をもらったお話について、
記事にしていきたいと思います。
FP1級の受験資格!「実務経験なし」と思っていたけど実績から【実務経験あり該当】で受験資格があった話!!
さて、ファイナンシャル・プランニング技能検定と言えば、
お金に関しての専門家性を証明する側面をもってはいますが、
実際にはFPとして活躍する上ではなくてもいいという、
名称独占資格の一つであり、技能検定である。
簡単に言うと、
2級ファイナンシャル・プランニング技能士と名乗るのは、
ファイナンシャル・プランニング技能試験2級の合格者しかダメだが、
FPとして活動するのは無資格で全く問題ないよと。。。
ここが、国家資格の中でも他の独占領域を持っている資格との違いだ。
簡単に言うと、
試験に受かったくらいの実力持ってますよ!
的な箔が付くという点だったりもあります。
ただ、ネットなどで活動していく上で思ったのは、
やはり肩書は重要ということ・・・
私は「2級ファイナンシャル・プランニング技能士」と名乗る前、
3級の時は名乗ってもなあ。。というのがあって書いてませんでた。
ただ、2級になってからは名乗ってます。
2級ファイナンシャル・プランニング技能士という肩書もあるとサービス購入のプッシュになることもあるし、実際保有資格を記載したほうが受注は増えた。
しかし、やはり【1級ファイナンシャル・プランニング技能士】と比較されると、
確実に名前負けするだろう。。。
そして、実際に2級と1級とでは、
試験の内容的な意味でも、段違いで量や難易度も増える。
(その辺りはまた別の記事で記載したいと思う。)
そして、その前に2級どまりで1級を取りに行けないという人の事情には、
下記のことがあげられる。
ファイナンシャル・プランニング技能検定1級には受験資格が必要
これは、いくつかのパターンがあるのだが、
まず学科から見ていこう。。。
①2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者(注1)
⇒実務経験年数と2級合格証書の合格番号を記入
②FP業務に関し5年以上の実務経験を有する者
⇒実務経験年数を記入
③厚生労働省認定金融渉外技能審査2級の合格者で、1年以上の実務経験を有する者(注1)
⇒合格した等級・コース名と受験した年月を記入
(注1)「1年以上の実務経験」については、合格・修了の前後を問いません。
(注2)合格日・修了日が実技試験の行われる日の属する年度及びその前年度並びに前々年度に属するものに限られます。
(注3)FP養成コースとは、金融財政事情研究会が実施する「普通職業訓練短期課程金融実務科FP養成コース」を指します。
そして、その上で・・・
実技の受験資格。。。
①1級学科試験の合格者(注2)
⇒1級学科試験の一部合格番号を記入
②「FP養成コース」修了者でFP業務に関し1年以上の実務経験を有する者(注1)(注2)(注3)
⇒実務経験年数を記入し、修了証書の写しを添付
③日本FP協会のCFP認定者
⇒CFP認定カードの写しを添付
④日本FP協会のCFP資格審査試験の合格者(注2)
⇒CFP資格審査試験の結果通知書の写しを添付
(注1)「1年以上の実務経験」については、合格・修了の前後を問いません。
(注2)合格日・修了日が実技試験の行われる日の属する年度及びその前年度並びに前々年度に属するものに限られます。
(注3)FP養成コースとは、金融財政事情研究会が実施する「普通職業訓練短期課程金融実務科FP養成コース」を指します。
受験資格が色々あって、ぱっと見で訳が分からないのではないでしょうか?
基本的に多いのは、
学科で・・・
①2級技能検定合格者で、FP業務に関し1年以上の実務経験を有する者
となり、学科の試験に合格して、
その後に
実技で・・・
①1級学科試験の合格者
となる方法ではないかと思います。
この方法が、もっとも金銭的な負担が少なくて済みます。
というのも、実務経験なしで受験することができない1級の学科をクリアしようと思えば、
1級の学科を別の方法を駆使してパスして、
実技のみを受験して実技合格をはたす必要があります。
そこでよく利用されるのが、CFP周りに関してです。
はFP協会関係のものなので、そもそも登録して単位の様なものを得るために結構お金がかかります。(多分8万円くらいかかる)
そのため、よっぽど本気でファイナンシャル・プランニング技能士1級を得ようと思っている人以外は、若干金額的にも気になるレベルの出費になりますし、
その後に会員として継続する場合はもっとかかっちゃいます。
なので、できれば上記でナンバリングした
学科で①
実技で①
っていう流れで受験して一発合格!!
っていう方が、コスト的にもとんでもなくいいわけですよね。
(特に資格が欲しいってだけの人ならなおさらかなと・・・)
ファイナンシャル・プランニング技能士1級の学科試験受験資格がない!!
ただ、散々話していますが、
ファイナンシャル・プランニング技能士1級の学科試験には、
受験資格が存在します。
きんざいが示している、受験資格は下記です。
次のいずれかに該当する方の多くはおおむね「実務経験を有する者」といえます。
☆銀行、保険会社、証券会社、クレジット会社等の金融機関に勤務している方
☆保険会社の代理店の職員
☆税理士、公認会計士、不動産鑑定士、宅地建物取引士、社会保険労務士、中小企業診断士、弁護士、司法書士、行政書士などで資産に関する相談業務に従事している方
☆会計事務所の職員
☆不動産会社、建設会社など土地建物の取引・建築・相談業務に従事している方
☆投資顧問会社の職員
☆生活協同組合などの共済等担当職員
☆商品先物取引会社の職員
☆一般事業会社および官公庁の福利厚生担当者および金融・財務・経理担当者
商事会社の商社金融担当者、商事会社やコンピュータ会社等の金融機関営業担☆当者および金融機関向けソフト開発担当者引用:きんざい実務経験について
私「え~~、そんなジャンルに勤めた経験なんてないよ~~・・・」
って思って完全に諦めてました・・・もう2級でやっていくかと。。。
そのため、前回2級に合格してから、1年1級を目指すなんて考えてませんでした(笑
でも、私は、、、
数年前から【副業に関しての相談業務】
(家計にプラスしていくためのアドバイス業務)
を行っていたんですね。
これってもしかして実務経験に含まれるんじゃないの!?
と思って、きんざいさんに電話して確認しました!!ww
きんざいに受験資格があるか電話で確認してみた
下記のような流れで電話しました。
神沼「1級ファイナンシャル・プランニング技能士の学科試験の受験資格についてお尋ねしたいんですが・・・」
受付の人「はい。お伺いします。」
神沼「2017年ほどから、生活の質を上げる一つの手段として最近注目されている副業に関しての相談業務をインターネットでサービスとして販売しているんですが、これが1年以上継続している場合、受験資格としては認定されるでしょうか?」
受付の人「少々、お待ちください。」
神沼「・・・ドキドキ(多分決定権がある人に聞いてる)」
受付の人「大変お待たせしました。行っている業務は、広義の資産設計業務として判断されるので、期間が1年以上あるということなので、受験資格に該当します。」
神沼「そうなんですね!!ありがとうござます。それでは、失礼します!」
という様な感じの電話でした。
【FP1級学科】の受験資格、「実務経験なし」と思っていたけど実務経験あり該当で「受験資格あり」だった話!まとめ
結果的には、
自分でフリーランス的(独立系FP的)に活動していた相談ビジネスが、
実務経験として認められました。
また、ネットを探してると、
上記の受験資格要項とは多少異なっても、
問い合わせしてみたら、広義の資産設計やそのたの受験要件を満たすと判断された!!
という事例も何件かみつけたので、
「自分の経歴でどうなんだろう?」という経歴があれって、
1級までとりたいなと思っている人は、
問い合わせて確認してみてもいいのかもしれません。
ただし、嘘ついて受験するのは絶対に良くないし、違うと思うので、
受験資格になるかならないかっていう微妙な判断は、
問い合わせしてみたら、もしかしたらあるかもですよ!
と言われるかもしれないので、微妙な経歴は一回相談しても良いのかな?
という記事でした。
お墨付きもらったら、胸張って受験できますしね!!
参考になれば幸いです。もし参考になった人がいたら、
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それでは、また!