外貨預金かFX口座か!?【各メリット・デメリット比較!!】外貨の積立利用の場合!

こんにちわ。

今日は、外貨の「積立」についてです。

私がやってみている雰囲気の範囲内で、銀行口座とFX口座のメリットとデメリットとで比較していきたいと思います。

ちなみに、使っているのは楽天証券FXor楽天銀行です。

楽天銀行について実験記事として書いている記事はこちら☆

こんにちわ。 さて、今回の記事は、 【ゆうちょ銀行などで窓口に通帳を見せる時は必ずと言っていいほど 「してみませんかあ?」...

では、本題行ってみましょう!

そもそも【外貨積立】とは!?

外貨とは、とか書いちゃってますが、これは日本国内にいる読者さんにとっては日本国以外の国の通貨のことです。例えばアメリカのドル、ユーロ圏のユーロ、中国の人民元など、これらは全て外貨と呼ばれており、日々日本円との価格が変動しています。

為替レートの値動きについてはこちらで記事にしています。

今回の記事は、外国為替のレートがなぜ動くのかというお話をちょっと細かく輪切りにしてお伝えしたいと思います。 特に、「あんまり外国為替っ...

相場の制度

為替の相場には

  1. 変動相場制
  2. 管理変動相場制
  3. 固定相場制
  4. カレンシーボード制

と呼ばれる大きく分けて4つの制度があります。ここでは、それぞれの相場制の背景や詳細などの説明は控えますが、少なくとも下記の画像のように、値動きの許容度が異なるということだけお伝えしておきます。

先進国の多くが変動相場制で、管理変動相場制のところもあります。

私が外貨で選んだ銘柄

外貨投資を行う上で、私が選んだ銘柄は2つ。一つは中国の人民元、もう一つがトルコリラと言われる通貨です。

人民元は為替レートの付き方が先進国諸国とはちょっと異なっていて、管理変動相場制と言えます。少し前までは、他の国は中国の人民元を固定相場制と思っている節がありましたが、中国は管理変動相場制という位置づけでいました。この辺りは日常的にどこまで当局が市場介入を行うか否かということもあります。難しいところです。

1つめが、この人民元の積み立てです。(あんまり計画立ててないけど)

そして2つめが、トルコリラと呼ばれる新興国通貨です。国の政策金利が24%という高水準になりました。私は、7月下旬から8月にかけての暴落後から、金利の引き上げが大幅に行われた後にコツコツ積み立てを開始しました。

それなりに理由はありますが、ここでは割愛します。

外貨投資のメリット・デメリット

それでは、外貨投資のメリット・デメリットを見ていきましょう。

外貨投資のメリット

  1. 日本円預金よりも金利(のようなもの)がつく
  2. 為替差益を狙える
  3. 情勢をチェックする癖がつく

詳しく言うと、

日本円預金よりも金利(ようなもの)がつく

日本円での預金について現在超超低金利であることは、皆さんが通帳の利子部分でちょこっとしか入って来ていないことからもお分かりいただけると思いますが、実際銀行に預けていても全然利子が付きません。ゆうちょ銀行なんかは0.001%、定期預金でも0.01%などです。

これは預金保険制度の上限である1000万円ゆうちょ銀行に預け入れていた場合、普通用金で100円、定期預金で1000円程度しかつかないことになります。これに現在税金で20.315%が引かれるので、手取りの利子はもっと低くなります。

それに比べて、外国の金利は日本とは異なり、ある意味で良心的?(笑)な金利になっている国も多く、為替変動リスクはあるにしろ、預けておく金利という観点だけで言えば、圧倒的に外貨有利となります。

為替差益を狙える

日本よりも圧倒的に高い金利というメリットにプラスして、為替差益を狙っていく方法もありますし、その両方を狙っていく考え方もあります。ただし、この為替の値動きがあることで損失を受けるリスクもあるため、この為替差益を狙えるという点はデメリットの為替差損が出る可能性がある。という点にも繋がってきます。

情勢をチェックする癖がつく

何よりも、私はこれがかなりのメリットではないかなと思っていて、少額でも外貨にしておくことで、国際情勢なんかのニュースをチェックする癖が付きます。私は素人に毛が生えた程度ですが、好きこそものの上手なれって言いますよね。

気がつけば色々と調べていて、それが今の仕事なんかにも繋がっているところがあるので、視野を広げたり、仕組みを知っていくキッカケに、外貨という投資チョイスをするメリットがあるのではないかなと思っています。(ただし、投資しなくても興味があるという人は投資していない状態でどんどん勉強すると良いと思います)

外貨投資のデメリット

  1. 「外貨預金」の場合、預金保険制度対象外
  2. 為替差損が生じる場合がある
  3. 日本円の普通・定期預金に比べ手数料がある

「外貨預金」の場合、預金保険制度対象外

銀行の外貨預金として預けている場合、円預金であるような預金保険制度の対象外になってしまいます。銀行が破綻した時の債務状況に合わせて戻ってくる分がある可能性もありますが、基本的に一切戻ってこなくても文句が言えない金融商品になっています。ここ、非常に重要です。

為替差損が生じる場合がある

為替差益が得られる可能性の裏返しです。リターンが大きいものにはそれだけリスクもついてくるということになりますが、今後の日銀が行おうとしているインフレ(今の所微妙ですが)と現在の国内の金利を考えると、多少のリスクをとることはある意味必須になってきているというのが私の持論です。(あ、インフレ対策なら株の方が優位だろとか言うツッコミは辞めてください)

日本円の普通預金・定期預金に比べ手数料がある

多くの銀行での外貨預金では手数料という形で取っているのではなく、外貨の買いの値段と売りの値段の開きが設けられています。FXなんかではスプレッドとか言われますね。FX口座では、銀行の開きほど離れていませんが、それでも円に普通預金をしたり、定期預金をする場合は基本的には(預入時に手数料取るところは例外として)手数料がないので、その点はデメリットと言えるかもしれません。

では、単純に外貨を買うという点に絞って、銀行で外貨預金をするときと、FX口座を利用して外貨を買う場合のメリットデメリットを記載したいと思います。中には外貨投資のメリット・デメリットとかぶるところもありますが、どうぞ。

【外貨預金】を利用した場合の外貨積立について

まずは、FX口座を利用した場合と比較する前に、

外貨預金を利用して外貨投資を行った時のメリット・デメリットを見てみましょう。

外貨預金を利用した場合のメリット

  1. 購入・売却メニューが簡素

くらいしか、思いつきませんでした。仮想通貨で言うと、銀行の外貨預金での購入が販売所。FXで口座で購入する場合が取引所の様な感覚な上に、下記に記すデメリットも多くて・・・あまりメリットを感じませんでした。

ちなみに、楽天銀行に預け入れた人民元(2万円分)の画像がこちら。

現在評価額がこちら

楽天銀行だと、人民元買いと売りでコストが40銭となっていますが、言い換えれば買ってすぐ売ると40銭分のマイナスがでるということですね。わおっ!デメリットにいきましょう。

外貨預金を利用した場合のデメリット

  1. 手数料がものすごく高い
  2. 預金保険制度対象外
  3. 利子が入ってくるのが年数回

既に説明したとおりですので、段落使わずにいきたいと思います。

まずは手数料の問題ですが、非常に高いですよね。短期での為替差益を狙っていくのはなかなか難しいものがあります。メジャー通貨でも開きは結構大きく設定されているところが多いです。

また、預金保険制度対象外なので、銀行が破綻した場合、最悪まったく返ってきません。(破綻状況による)そして、高金利を目的に投資している人の求めている利子が年に数回つく程度になります。(銀行による)

そのため、預金と名前がついていますが、実は結構なリスク資産でもあります。

【FX口座】を利用した場合の外貨積立について

続いては、FX口座を利用した場合のメリット・デメリットですが、

実はこっちの方が色々とメリット多いです。

かつ、デメリットも少ないです。

ちなみに、FX口座の方で約同額分の人民元を同様の時期といえば時期に購入した分がこちら。

少ない量なので、円未満切り捨てスワップポイントがついてない分、全然スワップポイントは貯まっていませんが、評価益は出ていますね。

FX口座を利用した場合のメリット

FXといえば、高いレバレッジをかけて、積極的に為替差益を狙っていくトレーダーが使うものという認識が強いかと思いますが、実際の利用のやり方はそれだけではありません。少額を低レバレッジで運用するという部分に特化して見れば、銀行の外貨預金よりもメリットは多くあります。

それでは、メリット部分を見ていきましょう。

  1. スプレットが比較的小さい
  2. FX会社が信託保全対象
  3. スワップポイントが日々つく
  4. 分析ツールが標準で装備されている

スプレットが比較的小さい

銀行の外貨預金のときは手数料(コスト)という言い回しをしましたが、同じようにFX会社にも手数料としての買いと売りの価格差が設定されていて、これがFX会社の手数料になります。ここで再び人民元を例にとって見ていくと、同じく楽天証券FXだと人民元のスプレッドは1.8銭となっていて、買ってすぐに売ると1.8銭分の損失となります。(1.8銭損失ではないよ)

銀行で外貨預金をするよりも手数料で圧倒的に有利です。

FX会社が信託保全義務

さきほど、銀行での外貨預金は保険制度の枠外というお話をしました。

FX会社ではどうなのでしょうか?FX会社では、2010年から信託保全を義務付けられています。

信託保全というのは、説明が長くなるので細かくは自身で調べてほしいか、別の記事で書きますが、要は顧客資金を別途の金融機関(信託銀行)に保全する義務があるので、FX会社が潰れても原則顧客資金は他で保管されてますよ。ということです。

これは、ちょっと前に色々ありまして、お上が「きーーーーーーーー」ってなったからなんですが、信託保全義務ができてしまって、FX会社側からすれば旨味は減ったと言えます。詳しい人に聞いてねw

ただし、銀行口座の外貨預金が預金保険制度の対象外でFX口座が信託保全という点は面白いなあと思うのと同時にFX口座で運用するメリットと言えそうです。

スワップポイントが日々つく

運用の最大のテコは「複利」と言われていますが、この複利利用しやすいです。理由としては、スワップポイントと呼ばれる分をほぼ毎日受け取れるからです。

スワップポイントについて軽く触れている記事はこちらの後半です。

こんにちわ。 今日は、ちょっとややこしい上に、実際に私も、「なう勉強している部分」の記事を書きたいと思います。間違ってる可能性もかなり...

FXの場合は金利での利子とは言わず、金利差調整額(スワップポイント)という形で入ってきます。この受け取った金額分をまた購入に回すなどして、小刻みに買いを積むという方法も取れるため、戦略の幅が広がりますし、何よりも定期的に目に見えて入ってくるのは嬉しいですよね。

分析ツールが標準で装備されている

積み立てて投資をする場合でも、分析ツールは基本的には見て行ったほうがタイミングなども図れて便利です。FX会社では口座を開設すると簡易ですが標準で分析ツールがついています。

口座の管理+相場の分析が同時にできる点も銀行口座と比べた場合の利点と言えると思います。

FX口座を利用した場合のデメリット

FX口座での運用は、数字がたくさん出てきたり、操作も最初は慣れないと難しいと感じる人もいるかもしれまん。その辺りがデメリットとは思います。(年配の人とか抵抗ありそうね)

  1. 画面がごちゃごちゃ感じるかもしれない
  2. ある程度操作に慣れがいる
  3. 沢山買わないよう注意

段落なしで書きます。

まず、画面がごちゃごちゃしているというのはあると思います。これはFX会社にもよりますが、間違いなく銀行口座の外貨預金の画面よりはごちゃごちゃしていますw

そして、ある程度の操作に慣れが必要でもあります。最低限の用語は知っておく必要があると言えます。

そして最後に、レバレッジが利かすことができるので、口座にそんなに資金を入れていなくてもポンポン買えてしまいます。相場の急変などで証拠金維持率などが急激に変わることもあったりしますので、長期で保有する予定の預金ベースで行うのであれば、買いすぎに注意しましょう。

外貨の積立するなら、銀行口座orFX口座 オススメは!?

私としては、FX口座で運用したほうが色々とメリットを享受できるだろうなと思いますが、

皆さんは比較してきた中でどう思ったでしょうか?

もちろん、今までの記事の流れからするとFX口座の方がメリットは多いかなと思っています。

しかし、この記事を読んでくれている人はきっと色々なタイプの人がいると思います。

記事を参考にしつつ、銀行口座での放置での運用で問題ないと言う人ももちろんいるでしょう。

というこで、今回書いた記事が、読んでくれた人の参考になればいいなと思っています。

今回はこの辺りで。

こんにちわ。 最近はちょっと仕事やらなんやら、うん。なんやらで疲れてます。 それこそ、ツイッター(@kaminuma_nico)...

↑トルコリラのスワップポイント狙いの投資実践やっています。

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