こんにちわ。
【炎上商法】というキーワードを聞いたことがある人も多いのではないかと言われるほど、
売名行為の一つである【炎上商法】はネットでは身近なものになっていると言えます。
それでは、なぜそんな商法が成立するのか?ということを今回考えていきたいと思っています。
また、注目されている発信者(俗に言うインフルエンサー)はゼロ百思考の発信をすることを好みます。
なぜここまで皆テンプレちっくなのか!?
(ちなみにゼロ百の考えっていうのは、認知行動なんかで言われるやつです)
炎上商法とは!?
実は、ある意味すごく理にかなっているマーケティング手法。
(ではあるが、私はまったく支持したいと思わない手法)で、古くからあります。
皆さんもご存知とは思いますが、
わざと批判されるような事を発信し、
外野が盛り上がってくれることで自分の注目度を上げます。
例)
中途半端は悪だ!!
みたいな風潮が最近のブームなのだろうか?
と思うくらいの気合の入りっぷりで世間の意見を二極化させる。
答えはYESかNOだけではないのに、周りも気づかないうちにどちらかの派閥に入信することとなるようになります。
そして、最終的に落とし所を上手く行えば、注目度+知名度+フォロワーなども増やし、
更にはゲイン効果なども期待でき、
ファンを増やすことまでできる可能性を秘めた手法と言えるかもしれません。
(私は良くは思わないけど)
目的から考えてみる
炎上商法と含めて、上位ブロガーや上位のyoutuberなどが、
なぜこういったことを発信する傾向が強いのかを、あくまで分析ですが行ってみました。
①そもそもブロガーやyoutuberの「目的」ってなに!?
1番の目的としては収益でしょう。
彼らもブログやyoutuberなんかはあくまでビジネスで行っています。
では、収益形体の多くはなんでしょうか?ほとんどが広告依存型であり、個人の評価が収益に関係するというよりも、ブログやyoutubeへのアクセスの多さが収益に依存します。
今の収益モデルの良くないなと思っているところは、
世間の注目を浴びて、煽って、感情をさかなでするやり方の方が、コツコツと相手にとっての利になるコンテンツを作ることよりも手っ取り早い点です。
ちなみに、相手への利になるコンテンツ=相手へ必要な情報を届けるようなものと私は解釈していているので、
エンターテイメント的な娯楽を提供するという利的なものは除外します。
「良いコンテンツを作る」という言い方をブロガーさんや、youtuberさんは言ったりしますが、
彼ら(私にとっても)の良いコンテンツ=収益を運んできてくれるコンテンツと、
読者(リスナー)にとって良いコンテンツは必ずしも一致しないことは間違いないかなと思います。
というような背景があり、手っ取り早くPVを集めることをいとわないならば、度々炎上を起こしていくのがPVや再生数稼ぎには手っ取り早いということですね。
中身を見てみる
では、炎上商法を行なうことでのメリット・デメリットはどうなのでしょうか?
私はしたことないし炎上してほしくないので、あくまで分析ですが、
心理学的な観点からも考えてみました。
①敵を作ることで、両者から注目される
人は心理的に共通の敵をもつと、集団意識が芽生えて強い結びつきを感じます。
例えばAという事案に関して過激な主張をしたとしましょう。
反対意見をしてくる人たちは、発信者とそれに賛成してくれる人を含めた共通の敵になります。
そして、どんな過激な意見にも少なくともある一定数は賛成する人たちがいるため、その人たちは強い結びつきを感じていわゆる発信者の支持者になりやすいことに加え、
その意見に対立した意見を持っている反支持者側も、結局は過激な発言をした人のブログなどを気になって見たりしに行きます。(第三者が批判的な意見をSNSに投稿することで、より元の発言者が目立つことになったりする)
そこにさらに野次馬(普段は全く興味ない人(ここ重要)が論者のように加わって、
一気に知名度や話題が増えるわけです。周りを上手く使って、自分のブログのネタにしたり、知名度アップの材料にしている人も間違いなくいますよね。すごく計画性がありますね☆
②支持者がフォロワーになる&そもそものフォロワーは外れにくい
SNSなんかだと、対立する意見組2者のうちに内在する支持者は、普段は全く興味がない人でも、そのAという事案がキッカケでフォロワーになる可能性があります。
ある意味、抑圧された意見を言ってくれた代弁者=HEROな訳です
フォロワーが増えます。そして、そもそものフォロワーだった人がAという事案で反対的な立場であっても、フォローは外しにくいと思います(気になってみたいため)
ということは、PVが上がって知名度も上がって、フォロワーも増えて、落ち着いたら何食わぬ顔で入れば、なんと発信者が最高にWINになる!!!
という考えですが、どうでしょうね?当たらずとも遠からずな気もします。
炎上商法とは!?考察
今回は、単なる第三者的に、炎上商法を分析しただけなので、
正確にあっているかどうかどうかということはわかりませんが、
この一連の流れというのが私が様々な視点から考えた考察です。
しかしながら、最近の傾向を見ていくと、
過激な炎上によって、結局のところ上手くごまかしていた自分のバケの皮が剥がれて、
結局人気を落としているということはよく見ますので、
炎上させるにしろ、最新の注意が必要となりそうですね。