「国内仮想通貨取引」撤退!!5年間を振り返っての忘備録

はてさて、早いものでもう少しで2018年も終わり、平成という一つの年号も終わりを迎えようとしています。なんか色々あったような、なかったような、あったとしか言えない人生だったような。。。(人生は終わらないがw)

今日、数日にわたって考えていたことに終止符を打った。国内取引所に置いてある全仮想通貨を売却と出金である。(海外取引所に入れてある仮想通貨はカウントしていない。というか現状把握していないものもあるし)

なので、私が確認できる上で把握している仮想通貨はBitZeny Plusのみということになる。国内仮想通貨取引所での私の本日までのトータルの額は、ツイッターで話をしたとおり、購入額(入金額)の140倍程度の出金額があった。リアルに寝たらお金が増えていた時はマジであったし、私にとっては、良いATMだった気がする。

なぜ、わざわざ記事にしているかと言うと、ある意味いいネタだからっていうのと、仮想通貨の取引所および自分のウォレットに国内取引所で、売買可能な仮想通貨保有量が実質ゼロ。実質ね。

という状態は、約5年間で初だからです。

仮想通貨一時完全撤退の背景

このタイミングで仮想通貨撤退という考えに至ったのが、zaifの取引所でのハッキングの被害と、今後がどうなるか何となくフワっとしていた点だ。このフワっとという辺りを、私は(多分、多くの投資家は)一番嫌だなと思った。

どうなるかわからない状態は変な思惑をそれぞれが抱くし、非常に見通しが建てにくい。

それはもちろん、会社がどうなるかという点でも同じで、資金拘束になったら嫌だなという一抹の不安ももちろんあるし、現状仮想通貨を取り巻く環境に関して言えば、私自身がポジションをもって滞在することにいささか疑問を覚えるような、そんな環境になっている気がした。(それがどういう感覚なのかはご想像にお任せします)

そんな折、私は自然と様々な他の金融商品に対して、現在行っている内容から種類を拡大させて、より実践したいという意気込みが無駄に湧いてきていたし、タイミング的にも、来年の確定申告的にも、私の立場の問題的にも「ちょうどいい」時期だったのかもしれない。

ただし、仮想通貨関係は、現在の金融に対しての初めての試みなどの連続なので、見ていても飽きないことから情報は適度に追うと思うし、仕事柄追わざるを得ない部分もある。私が今非常に興味深いと思っているのは、MONAの全10%の盗難件に関して、今後の取引所対応やWATANABE氏が可能としてツイした内容や、またモナコイナーたちの意見などである。

5年間での変化

投資額が全然低い私が、低くても利益をまあまあであれ出せたのは、正直に話すと私が参入した国内仮想通貨の黎明期と言える初期は、当時MONACOINという仮想通貨の「価値がないに等しく」みんなが普通に投げ銭という形でくれていたから。

私は当時2013年の年末頃にブログをしていてビットコインの存在を知った。当時のビットコインはまだ数万とかいうレベルだった気がするけど、私にはそれでも高いと感じた。そのころに2chでMONAコインを作ろうぜ〜みたいなことが立ち上がっていて、私は何もわからないまま取り敢えず乗っかっておこうと思って乗っかり、投げMONAを乞食ったりしていた訳です。

その頃からのお知り合いは、現在、なんかみんなすげえ活躍してて、マジですごたんだと思う。

もともと当時の私は、短期の為替のトレードの毎日のプラスやマイナスに疲れていたというのもあるし、仮想通貨というものが非常に画期的なものに感じた。そこにはある種の妄信的なところもあったけれど、少なくとも今後普及させていきたいという謎の感覚の方が、儲かる儲からないとかよりも強かったように思う。

そんな折、何度もちょこっと上がって、そして下がる。みたいな相場を繰り返すうちに、私は初めてモナをzaif(になっていたと思う)で10000円買った(厳密にはさらに前に、当時のmonaを売ってたサービスで数千円くらいは買っている様な気もするがよくわからないw)後に、xemを0.9円付近で8000円分を入金して買った。

購入した分は、これで以上である。

感覚的には、2017年の初めくらいまでって、ツイッターとかでの仮想通貨界隈って今みたいにワシャワシャしてなくて、すごくマニアックな感じだったような気もする。(私の私情で見てなかった時期もあるけど)今はFXでの短期トレードやら、やれサロンやら、やれインフルエンサーやらで溢れてしまった。

別にそれが悪いこととは思わないが、変化していったのは事実だと思う。その変化の早すぎる波が、各取引所のセキュリティ問題や金融庁を絡めた行政処分の連続という現在の国内の状態になっているのではないかと思います。

また、やはり「振り返るとバブルと言われるであろう相場」に直接的に関われたのは、経験上、すごく良かったなあと思う。私はあのバブル時期に利益確定していたら、調子に乗ってやらかしていたかもしれないし、色々と来年の確定申告で困ったことになりかねているのではないかと思うので、高値で売却できなかったことは割とすんなり受け入れられている。

体感的に言えば、ものすごい怒涛のスピードでここ2年くらいは変化し続けている。私は今後の国内法整備や、世界的な足並みなんかも完全には揃うわけないだろうと思っているし、ある程度安心して取引ができるようになるのには、まだかなり時間がかかるものとも思っている。

ETFに関しては様々な思惑があるだろうが、ここで言及はしない。

仮想通貨撤退した後は?

私の今後だけれども、投資は他にも色々しているので、それらはもちろん継続していくし、ツイで呟いている勝手に企画的な投資部分も継続していく予定です。仮想通貨に関しては、全体を見るために一回引っ込んだと認識してもらったほうが良いと思っていて、別にこの先にチャンスがないからとか、将来性がないからとかいう理由で一旦の撤退を決めたわけではありません。

全てのタイミング的にも、一旦区切ったほうが良いと、私のゴーストが囁いたので、そうしただけです。

取引所口座はいくつも持っているので、取引をそちらでする分はすぐにでも開始ができる。だから、一時的な撤退が、来週に終わっていることもあり得るし、2年先まで再参入がないかもしれない。

大切なのは、流動的な相場に流動的に対応するってところだと思っているのでですなあ。

今後とも宜しくお願い申し上げます。