こんにちわ。
ブログを更新するのは久しぶりな気もします。
というのも、昨日の2018年9月9日のファイナンシャル・プランニング技能士2級の試験を受けるために、仕事と家事と勉強というのが、少し大変になりブログは控えるという形にしていました。
(多分ツイッターでも浮上頻度は若干低かったのではなかろうか?)
さて、本題ですが
ファイナンシャル・プランニング技能検定とは
皆さんはファイナンシャル・プランニング技能士検定をご存知だろうか?
国内では2つの団体が試験を実施している「国家資格」です。
ここからは、2つの団体のかたほうである、「金融財政事業研究会(通称金財」のお話をしていきますが、(私が金財受験者なので)
FP技能検定3級〜1級の難易度は?
FP技能検定は、3級〜1級に分かれており、
1級
FPに求められる資産運用、税務、社会保険、不動産、相続等の詳細な知識を有し、それを実践に活かす技能を体得している。金融業務における顧客相談のスペシャリスト
2級
顧客層に応じて適切に対応するための基礎的な事項を理解し、FPに必要な幅広い分野の一般的な知識と技能を習得している。顧客にとってのよきアドバイザー
3級
FPの役割を理解し、自己の資産管理から顧客の悩みを共有できるまでの概略の知識を一通り身につけている。金融業務に携わるスタンダードレベル
と説明されております。
FP技能検定で面白いのは、難易度の開きです。
3級から2級の難易度の乖離はびっくりするほどあり、(3級は非常に優しいです)
また、2級から1級の難易度の乖離もそれ以上にびっくりするほどあります。
(1級は私は受験者資格(実務)がないため、問題集みたくらいですが・・・
が、2級は勉強していれば取れる試験とよく言われているように、
しっかりと対策をしていれば取れるのではないでしょうか。
FP技能検定の試験範囲
範囲としてあげられているのが、
A ライフプランニングと資金計画
B リスク管理(保険関係)
C 金融運用
D タックスプランニング
E 不動産
F 相続・事業継承
となっており、私が受けてきた実技試験の「個人資産相談業務」では、そのうち
A、C、D、E、F
リスク管理を除いた5設問各10点ずつ(計50点満点)で出題されるのが恒例です。
FP技能士になったら何ができる?
先に言うと、取ったからと言って何かしらの業務的な権利が与えられるわけではありません。
業務独占資格ではなく、名称独占資格なためですね。
この国家資格を入手しても特段できることが増えるわけではなくて、
「○級ファイナンシャル・プランニング技能士」名乗れるよ!
ってものですが、
私は割とこの資格を得るために学ぶ内容って、日本人は勉強しておいたほうが良いのではないかなと思っています。
というのも、日本での教育にあたって、ことお金に関する教育って抜けていると言われている上に、私も偉そうには言えないですが、社会保障一つとってもよくわかっていない人が多かったりします。
例えば、制度としては何かしらの援助の対象なのに、それを知らずに申請せずに「貰えるはずの保障や給付」を得られていない。
なんていう話はよく聞く話だし、何のための制度だ?って話にもなりますよね。
2018年9月FP2級金財実技「個人」について
実は、私は2016年の5月試験に一回両方受けてるんですよね。
その時は、ダメ元で朝から晩まで1周間缶詰で勉強したら学科が受かりました。
(短期集中型の良いところですね)
でも実技がダメでしたし、実技内容ってある程度しっかりと理解して受かりたいな〜と思っていたんですが、これまで、受験申請はいくどとなくしてきたものの、
まさかの勉強を全くしない・・・かつ当日体調不良が重なって行かない。
なんてことを繰り返していたら、学科の免除申請(翌々年
が近づいていたので、今回は余裕をもって真面目に頑張ってみようと思ったわけですね。
(これからの活動にも関わってきますしね)
ところが、今回も生活の基盤が変わり、予定していたよりも余裕は取れませんでした。
本腰入れて問題集を解き始めたのが、お盆明けくらいからだったので、3週間弱といったところです。
それでも、問題集と過去問なども解き終わり、試験にのぞむ形になったわけです。
まず、試験問題がすでに公開されていたので、
受けてないけど内容がどんなのか気になる人は見てみてください。
https://www.kinzai.or.jp/uploads/lib/question/201809/fp02_j_kojin.pdf
今回の問題に関して言えば、「例年よりややこしかった」と思いました。
結果に関しては、公開されていたのでまとめました!!!
こちらの記事です→FP2級試験・2018年9月試験の合格率・金財の合格率若干低めか?
を参考にしてください。
配点について
今回の問題数は47問、
1問は最低1点なので、どこかに2点問題が3匹隠れていることになります。
内訳は、
- A 10問あるので1問1点
- C 8問しかない2点問題が2問ある
- D 9問しかない2点問題が1つある
- E 10問あるので1問1点
- F 10問あるので1問1点
このうち、Cの金融運用は、計算問題が2問ありました。
例年どおりにいけば、この二問が2点と言えます。
そして、Dの計算問題は3つ、給与所得計算、扶養控除額を記入、算出税額を記入ですが、
もっとも2点がつきそうなのは、算出税額記入問題だろうなと思っています。
上記で計算すると私は問題用紙に答え書いてる分はあってるけど、
解答用紙に0一個つけわすれてるんじゃね?と心配な部分で2問分を減点して、
−3点ww
それでも7割弱の正答というところでした。解答用紙にちゃんと0がついてたら8割弱ですね。
よっぽどのことがなければ大丈夫かなと思いますが、
結果が待ち遠しいです。(というか心配症なので怖いんですけどね・・・・
(合格していました)
FP2級合格のための問題集
今回、私は初めて実技の問題集を買ってやってみたのですが、
これは絶対にやっておいたほうが良いと思った教材があります。
2級FP技能士[実技・個人資産相談業務]精選問題解説集(’18〜’19年版) [ 金融財政事情研究会検定センター ]
最初解き始めた時は、かなり難しいな〜と思いましたが、
内容が非常に濃ゆいため、一周しっかりするだけでも過去問で8割以上は全然取れるレベルになってました。
マックスは9割とれた回もありましたw
今回の試験はちょっとむずかしかったと感じた中、またいつもと違う中でのボンミスもあった中でも、7割あたりの合格点にいっているのは、この問題集のおかげだと思ってます。
一周するのが大変なんだけどねw
続いてテキスト!!
以前使ってた(2016年)(笑
から法改正されたりで変わっていたので、新しく買ったのはこちらです。
2018-2019年版 みんなが欲しかった! FPの教科書2級・AFP [ 滝澤ななみ ]
視覚的にはわかりやすかったですが、
上記のきんざいの問題集を解いていく上では、少し内容的に足りないかなあ?
と感じる部分もありました。
(それでもページ数は500ページ以上ありますw)
2018-2019年版 みんなが欲しかった! FPの教科書3級 [ 滝澤ななみ ]
ちなみに、3級合格はこの著者の人のテキストと、
金財からダウンロードできる過去問を数年分とく感じで問題ないと思います。
FP2級実技を受けて
2018年9月のFP技能士試験を受けた皆さん、お疲れ様でした。
落ちてしまったことが確実な皆さんは、また少し休憩してから過去問中心に攻めていた方は実践問題集を使っても良いかもしれません。
私もまだ正確な合否はわかりませんので、もし落ちていたら次の1月も頑張りたいと思っています。
そして、受かっていた場合、継続してファイナンシャル分野の知識を今後も絶やすことないように、フリーであるがゆえに精進していきたいと思います。
とりあえずは、皆さんお疲れ様でした!!