こんにちわ。
BCHのハッシュ戦争が云々、、、という話がずっと続いてましたね。
そもそも、なんでハッシュ戦争と言われることに発展したのか!?
といった経緯について少し話をして、その後で実際にどんなことが起きたかということ、
そして考察部分に入っていければ良いかなと思っています。
本題に入りたいと思います。
今回のBCHABCとBCHSV戦の経緯
私は、BCHをビッチと言っているので、
BCHABC及び、BCHSVを、ビッチアベックとビッチなサトシビジョン
とか頭の中で呼んでいます。
(現在BinanceでBitcoinCash ABC等の表記で新通貨として追加されるようなので、BCHのABCやBCHSVと表記するところは表記して、
思想的な部分ではBitocoin ABC Bitcoin SVなどと記載して、統一して書きませんが、空気読んでください!どっちも同じ様なものです)
#Binance Has Distributed Bitcoin Cash ABC (BCHABC), Bitcoin Cash SV (BCHSV) and Will Open Tradinghttps://t.co/Ex5YmLkspH pic.twitter.com/UAv1VYVzVd
— Binance (@binance) November 16, 2018
そんなことはどうでも良いとして・・・
さて、経緯。
私の認識している部分だけで言うと、
当初ビットコインキャッシュのソフトウェア的なアップデートを現BCHABC側が立案。
この内容としては「スマコン(もちろんオラクル機能含む)、及びクロスチェーン実装」
スマコン→スマートコントラクト
→契約行動をプログラム化、自動的実行を目的とした一連の技術やそれ自体。
オラクル→「ブロックチェーンの外側からデータを持ってくる仕組み」
クロスチェーン→異なるブロックチェーン上のトークン等を交換可能とする技術
というものをABC側が提案ということなんだと思います。
これ自体は今後の様々な機能性であったり、実用的に組み込んでおきたいという意味合いで、アップデートを行おうという風にコミュニティ内でなったのだと思っています。
スマコンで有名?というかスマートコントラクトという用語が仮想通貨界隈でお話としてよく出てきだしたのはイーサリアムの関係だと思います。
(そのうち記事かけたら書きますが、いっぱい記事あると思うので、他で読もう☆)
そして、オラクルと言われるものですが、これはスマコンを実装する上で外部からデータを持って来る必要がでてきたりするので、そのデータを持ってくる仕組みですね。
情報の照会とかするときに、チェーン上に外部からデータを持ってこれないのは困ります。
そして、クロスチェーンは、将来的にそれぞれ別のチェーン間での、情報の受け渡しなどをできるようにしておく(現段階ではトークン等)ための実装をしていきたかったというところでしょう。
こういう時は、自分が参加者になって想像するんだ!!!
「◯◯してみたいから、この機能は実装したいね。」
とか、コミュニティで話があったんでしょう。という様に簡単に想像がつきますね。
非中央集権だからこそ今後も起き得る争い
さて、しかしながらコミュニティというのは、
右向け右と言われて、意思が統一されている集団ではありませんので、
反対する人たちが当然の様に現れました。
なぜ反対したかはココではもう述べません。
述べませんが、多分色々あるんだと思われw
(もちろんそれを含めて非中央集権なので、BCHに投資している人は何も言えません)
→BCHっていう仮想通貨を買ってるだけであって、BCHのコミュニティに投資しているわけではないのだから。
開発勢は責任も追うものでもない。
これは当たり前だけど結構大真面目に思っていて、仮想通貨、特に非中央集権的なものに投資してる人は、そこまでの認識持っておいたほうが良いと思います☆
なんかあっても開発者に責任の所在があるもととないものがあるからね☆
(と、ここで冷静に考えてほしい。
私達はそれほど脆いものにお金を投資しているんだとww)
だからこそ、チャンスもあるんですけどね。
まあ、今回のハッシュ戦争(ハードフォーク劇)の内容、及び中身はさておき、
2017年8月にハードフォークを起こしてBTCとBCHが分岐し、かつ別通貨として取り扱われたのも、BTCのSegwit導入に対しての反対意見が現(もうないけど)BCH勢にあって、今後のヴィジョンに関しての対立からだったわけですよね。
今回は、現ABC側が出した案に対して、現SV側の思想とは合致しなかった。
SV側の思想としては、BitcoinSatoshi Vision(先程言いましたが深くは言いませんww)
だから結果として、マイナーが投票券的なものを持つBCHにおいて
「うちのチェーンが!!!チェーンが!!とハッシュパワーを引っ張ってこれるしこ引っ張ってきまくって、自分の支持側のところにハッシュパワーを集めて、
それによる支持戦だったと勝手に解釈しています。(間違ってるかもしれません)
PS あれ?ちょっと似たことがこないだ国内のマイナー通貨であったな・・・?とか思ったりもする
事前のアナウンス等
今回は、事前から国内の取引所や仮想通貨交換業協会もハードフォーク等に関しては初
の注意喚起を行っていました。
今回は仮想通貨交換業協会の内容を下記にまとめで。
仮想通貨自主規制団体がハードフォークに関して注意喚起
BCHの件で、日本の自主規制団体である「日本仮想通貨交換業協会」がビットコインキャッシュの「大規模アップデート」について注意を促してに関しての簡易的なまとめ。
今回の日本仮想通貨交換業協会の注意喚起に関しての特筆すべき内容としては、
①日本仮想通貨交換協会がHFに関して注意喚起は初であること。
②一時的な転移記録の正常な運用に障害が生ずるおそれがあるとし、特に通貨の送受信に関して注意喚起を行なっていること。
③仮想通貨交換業協会がハードフォークではなく、「大規模アップデート」という表現を利用していること。
などが上げられます。
引用 改定自分の別コンテンツ
最近は割とこういったことでフットワーク軽めの印象を受ける日本仮想通貨交換業協会。
今回は注意喚起をするべきだと判断したということでもあり、
特に通貨の送受信で送信、受信した分が記録されずに残高に反映されないなどのことも十分に起こり得るし、執筆段階でも不安定な可能性がある。
仕組み等に相当詳しい人たちの「完全安全宣言」が出るまで送金や取引所からの入出金は控えて置いたほうが無難だと思われます。
BCHハッシュ戦争における相場に関して
チャートを示して説明はしませんが、
どうなったかはその場にいた人たちにはすぐにわかったでしょう。
BTCとBCHが分裂する時とある意味で似た動きをしました。
→似た動きとしては前日付近までジワジワを上昇、
そしてストンですw権利確定日みたいだね。
ですが、今回はそんな可愛いものではなかったですね。期日が近づくにつれて。
今回のフォーク劇は、ABCが優勢という情勢からSVが巻き返して、さらにABCが優勢に!?という不確定要素が折り重なったのもありますが、(詳しい人のブログを見ましょう)
BCHは新規付与コインが貰える〜という期待から買われて上値を伸ばす動きを当初していました。しかし、ハッシュ戦争の状況に一喜一憂で大暴落、その後急騰!?バグ!?
みたいなことが起きる戦々恐々具合だったのですが、私は
BCHの件は、割と戦々恐々としておる。
— 神沼 (@kaminuma_nico) November 10, 2018
11月10日のあたりから戦々恐々としておりましたw
ボコスカやりあってて、価格が全体的に不安定な中、
グレイス氏が「煽り」を入れていた等・・・
To all BTC miners…
If you switch to mine BCH, we may need to fund this with BTC, if we do, we sell for USD and, well… we think BTC market has no room… it tanks.
Think about it. We will sell A Lot!
Consider that….
And, have a nice day(BTC to 1000 does not phase me) pic.twitter.com/oUScEahtWc
— Dr Craig S Wright (@ProfFaustus) November 14, 2018
なかなかエキサイトな感じでした。
今回、BCHABCとBCHSVと分離して、Binaiceに上場するまでの詳細な争いの部分に関しては、私は人にレクチャーするほど理解しているとは到底言えないので省略させて頂きます。
(力不足です申し訳ない)
ですが、BitcoinABCとBitcoinSVには、SV側のトラブルは当初ありつつも、
間違いなく現時点では分岐してしまっているということです。
そして、今回のBCHのハッシュパワー戦争でのいざこざが、仮想通貨の全体の10数%の価格と時価総額の下落に関与し、
かつ、その中でも少し特徴的な動きをする通貨があったという事実までをお伝えして、今回の記事を完了としたいなと思います。
BCHハッシュ戦争は市場に影響を与えたか!?
結論から言うと、
「与えたと思いますし、与えたでしょう。」
今回の市場に与えた影響としては大きく分けて2つあると思っています。
価格の下落を主導で引っ張った影響
実は、ビットコインが10数%の下落を久々に叩き出し、他のアルトコインもほぼほぼ−を叩きだした15日当日、下落する要因としては他にもあったのはあったと言えます。
先物の決済(Cboe)なんかもあったのかもしれないですが、
今回、比較チャート(私のではないので出せませが)を見ると、先行して下落したのはBCH価格。そこにBTCが引っ張られれて、その他アルトの下落。
要は、
「BCH下落→BTC下落→ALT下落」
となっていた印象を受けた。
そのため、いつもならBTCが10%も下げれば、普段なら20%程度は下げていても良さそうなアルトコインが同程度の下落率だったのも、
いかにBCHからの波及というものが直接的にBTCが影響したのかの指標にできそうな気はします。
中央集権的仮想通貨へ投資する影響
時価総額が大きくて、中央集権的(中央権的)な仮想通貨といえば、
「XRP」リップル、「XLM」ステラ、
辺りかなと思います。
この辺りの通貨がやはり今回の騒動の懸念が長期化すれば、
非中央集権的な思想をもとに構成、発行されている通貨に対するリスク回避から、
買われやすい地合いにはなりそうです。
結局、中央集権的な仮想通貨に投資する人が多くなってしまうという
オリジンからは程遠い結果となる可能性もあります。(ここで言うオリジンは言及しないし、オリジンなんて参入者により変わるとも理解しています)
でも、なら有価証券で良くない!?っていう点もある。
ただ、先日ステラが発表していた、
仮想通貨「ステラ」最大規模のAirdropを実施
というのが、私には結構印象的で、
2018年11月6日、
仮想通貨ステラ(XLM)の開発を行う非営利団体は、世界的に有名な仮想通貨ウォレット提供会社Blockchainと提携し、その折に約140億円相当のXLMをBlockchainウォレット顧客にAirdropすることを発表しています。
仮想通貨ウォレット提供会社Blockchainを補足すると、2011年に設立された会社で、現時点で3000万近いウォレット発行数を誇っていて、提供している国の数は140カ国の国々でサービス提供実績もあります。
そして、既存対応通貨のビットコイン、イーサリアム、ビットコインキャッシュに加え、
今月11月には、仮想通貨ステラへの対応も開始した記念なり〜!
みたいな感じで、
今回のAirdropはウォレットを持っている全てのユーザーを対象に行われるらしく、
1人あたり約2800円相当のXLMを受け取ることができる可能性があるらしい。
リップルもステラもこういうことがわりと出来ちゃいやすいので、
中央集権が良いか悪いかとかの議論ではないけど、
このままの非中央権的な通貨の問題が目立つと、
そのうちどんどん離れていってしまうかもしれない
って思っているのも事実です。
BCHハッシュ戦争の今後の影響は!?
今後の影響も、しばらくは尾を引くのではないかなと思っていますし、
もともとのビットコインから分家のようにしてできたBCHから更に枝分かれとなると、今後はメジャーな通貨を上場させる、させないという点での取引所の負担なんかも大変だろうなと前回のBCHのときから思っていたので、ちょっとどうなんだろうなと思っています。
ただ、今回の件はまた一つ新しいことでもあったと思うので、
今後に活かす材料にきっとするのではないかなと思います。
私としての意見は、
今後の数日のBTCの予想を立てるなら、
現在の状況下でSで積んでいる大口含めた方が未明にかけてポジ整理。
それにより一時的な反発はあるかもだが、上値は重くてジリ貧。
再度S仕掛けが続き、価格としてはよほどのポジティブが近々ない限りチャート的にも出来高的にも上値重い予想。#ビットコイン— 神沼 (@kaminuma_nico) November 15, 2018
今日記載した情報も含めて、こんな風に思ってました。
ではでは、
長々お読み頂き、ありがとうございました!