こんにちわ。
今回はFXトレードの注文についてのお話です。
おおよそトレードにおいて使っていくような注文方法に関して、
それぞれのFXトレードの注文方法について、お話ししていきたいと思います。
どういった局面で使っていくとトレード効率が上がるのかなども簡単に記載できればと思います。
FX注文の種類!【成行、指値、逆指値、OCOにIFD、IFO】
FXトレードをするにおいて、
どこの口座でも、注文方法として用意されているのが、
- 成行注文
- 指値注文
- 逆指値注文
- OCO注文
- IFD(イフダン)注文
- IFO注文
といったところではないでしょうか?
もし、見たことないなという方がいたら、
OCOやIFD注文などは、口座の注文画面から見てみてください。
上記の注文はまずあると思います。
それでは、ここからはそれぞれの注文方法について見ていきましょう。
FX注文の種類【成行注文】
もっともポピュラーな注文でもある成行注文、口座によってはストリーミング注文と表記されていることもあります。
lotを選択して、買い注文の場合は値動きしている上記の画像の様な画面の
BUY(Ask)の部分を押すだけで注文が確定します。
決済の時も同様に、クリックするだけで決済が完了します。
この成行注文は、現相場の流れに乗るようにして相場に入るときや、すぐに決済したい時などに有効です。
FX注文の種類【指値、逆指値注文】
指値と逆指値の概念的な説明をしたいと思います。
図を見ながら確認していきましょう。
【買い】の注文を例にとって考えると、
現在価格よりも「割安になってから買う」ために出す注文が指値注文になります。
逆に、現在の価格よりも「割高になってから買う」ときは逆指値注文として注文をだします。
(新規注文の場合)
決済注文の時は、例えば【買いポジション】を保有しているとき、決済は「売り注文」となるので、新規の時と同じように「上がってから決済(売る)」が指値注文と(利益確定)となり、「下がってから決済(売る)」が逆指値注文(損失確定)となります。
また、新規注文の売りの場合は上記の逆で、決済注文も逆になります。
FX注文の種類【IFD(イフダン)注文】
IFD(アイエフディー)注文とはIf done(イフダン)注文のことです。
【新規注文】でのみ選択することができる注文。
新規注文と同時に、その新規注文が成立した時点で初めて有効になる決済注文をセットで出すことができる注文方法になります。
例を挙げるなら、「1ドル=110円」のときに新規で買い注文
→「1ドル=115円」になったら決済で売るというような注文を一度に出したい場合に有効です。
しかし、実戦での短期トレードに関しての有効性は下記に記載したIFO注文などの方が強いことが多いので、
IFDだけ使うということはあまりないように思います。
最後にIFDの利用場面なども記載しています。
FX注文の種類【OCO注文】
OCO(オーシーオー)注文とは、一度に二つの注文を出すような注文です。
どちらかの注文が確定すると、もう片方の注文が自動的にキャンセルされるような注文になります。
決済注文によく使われるのではないかと思います。
もちろん、新規注文でもOCO注文は出すことができます。
まずは、よく使う決済OCO注文に関してを図で見てきましょう。
この図のように、①の利益確定注文の売りが先に確定すれば、②の損切注文はなかったことになります。
FX注文の種類【IFO注文】
IFO(アイエフオー)注文自体は
IFD注文とOCO注文をセットにした注文で、
新規注文【買いor売り】とそのご有効になる決済注文を利益確定と損失確定両方出すことができます。
どの注文をFX注文をトレードに利用していくべきか!?
ここまでざっとFXの注文に関してを解説していきましたが、
では実践的にはどういった使い方をしていくのが賢い選択と言えるでしょうか?
まず、トレンドに沿ったトレード(順張りの場合)は、成行でトレンド方向に入って構わない&もしくは押し目などで拾う部分に買いならIFOなどで注文を入れるなどする形が良いのかと思います。
ここでもし、IFDだけや指値で注文を新規で入れてしまった場合、損失確定や利益確定の注文が通ってない状態になりますので、できればエントリー後にストップもリミットも入れている状態が好ましいのかなと個人的には思っています。
ただし、長期的に保有するといったポジションの場合は損失限定のみの注文で利益確定は泳がせておくなどのタイプの取引ではIFDで十分と言う場合もあります。
それぞれの取引スタイルに分けて注文を使いこなしていきましょう。
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